大雨特別警報の5段階の警戒レベルと過去の発令履歴、避難情報と防災気象情報の違い

大雨特別警報

特別警報が発令されると、とても危険な状態で、災害が発生している状態を指します

特別警報には、大雨だけでなく、波浪・高波・暴風警報などもありますが、過去一番多く発令されたのは大雨特別警報です。

住民はこの特別警報が発表される前に避難しておく必要があります。
しかし、避難のタイミングって判断が難しいですよね。
警報の種類が多くてややこしい、よくわからないという方も多いと思います。

命を守るために大切な警報レベルについて、わかりやすくお伝えします

5段階の大雨警戒レベル

2019年5月より、わかりにくかった避難情報を5つの区分に分ける事により、住民が混乱することなく速やかに自分の取るべき行動を判断できるようになりました。

とてもわかりやすい表になってますね。
各レベルがどんな状況なのか、避難のタイミングはいつなのかだけでも頭に入れておくと、いざという時の時間ロスを防げるのではないかと思います。

<レベル1>
– 今後の情報等に注意 –
普段と同じ状況です。
今後の情報や周囲の状況、雨の降り方などに注意してください。
気象庁は「早期注意情報」をいうものを出しています。

台風などが迫っている場合、レベル1だとしても気象庁のホームページでこのような情報を確認するなどして、常に最新の情報を追った方が良いでしょう。

<レベル2>
-避難行動の確認-
注意報が発表される段階です。
もし今後避難することになった場合の行動を確認してください。
避難場所、避難経路、また危険な場所などを把握しておく事が大事です。

<レベル3>
-避難準備・高齢者等は避難-
警報が発表される段階です。
お年寄りや体の不自由な人など、避難に時間がかかる人は避難を始めます。
それ以外の人も避難の準備をしたり、不安な人は自主的に非難を始めましょう。

<レベル4>
-全員避難-
避難指示や避難勧告が出され、「土砂災害警戒情報」が出されたり、「氾濫危険情報」が発表されたりします。
ここまできたら、対象地域の人は全員避難してください。
災害が発生する可能性がとても高く、大変危険です。

<レベル5>
-命を守る行動を-
災害が発生している状態です。
また、災害が発生している可能性が高い状況です。
「氾濫発生情報」や「災害発生情報」を出すことがあります。
すでに浸水などで避難が難しくなっている可能性があります。
命を守るための最善の行動をとってください。

災害時に発表される情報は変わっていないのですが、このようにレベル分けしてもらえると、避難のタイミングがわかりやいですね。
「自分は大丈夫」「うちは大丈夫」などと、どうしても考えがちですよね。

気象情報などをこまめにチェックして、レベル5を待たずに早めに避難するというのも大事なことなのかなと思います。
レベル4まで来たら、避難!

逃げ損(避難損)は笑い話になりますが、逆は大変なことになります。
自治体も最善を尽くして情報を出してくれますが、いざという時に一人一人
助けて回る事は出来ません。
自分の命は自分で守るというのが大前提だと思います。
家族でいざという時の話し合いはきちんとしておきたいなと思いました。

防災気象情報と避難情報の違い

いざという時の防災情報が多すぎてわかりにくいという原因の一つとして、国や都道府県が出す情報と、市町村が出す情報が混在しているからという理由が挙げられます。

国や都道府県が出すのが「防災気象情報」
市町村が出すのが「避難情報」

先ほど説明した5段階の警報レベルは、市町村が出す「避難情報」を5つのレベルに分けたという事です。
しかし、国や都道府県が出す「防災気象情報」が不必要なわけではありません。

<避難情報>
避難情報は住民に近い立場である市町村から発令されます。
避難勧告や避難指示(緊急)などで、災害の危険性を知らせて避難を促す情報となります。
地域全体に発令する場合もありますが、何丁目のような地域に絞り込んで発表される場合が多いです。

<防災気象情報>
防災気象情報は気象庁や国土交通省(気象台や河川事務所)など、都道府県から発表される情報です。
土砂災害や気象などの状況をみて、災害が発生する可能性が高まっている事を段階的に知らせてくれます。
「土砂災害警戒情報」や「氾濫危険情報」など、警報などの情報が発表されます。

この情報は基本的には市町村や河川単位で発表されます。

<5段階の警報レベル>
市町村の自治体では、国や都道府県で発表される「防災気象情報」をもとに、どの地区で危険が差し迫っているのかを判断し、また自治体ならではの地形なども考慮して、「避難情報」を発表しているのです。

5段階の警報レベルが設定されましたが、情報の発表の仕方や方法が変わったわけではありません。
情報が多くて何をもって避難したらよいのかわからないため、市町村から発令される避難情報を5つのレベルに分けただけなのです。

たしかに…
避難勧告や避難指示と言われても、私はピンときません。
きっとこういう人が逃げ遅れるんでしょうね…
「まだ大丈夫なんじゃないか」とか、「避難勧告なら問題ないでしょー」と余裕をぶっこいでしまうかもしれません…

しかし、5段階でここまできたら全員避難!と言ってもらえると、すんなり避難すると思います。

警戒レベル相当とは

「警戒レベル」とは別に、「警戒レベル相当」というものがあります。
このようにたくさんの言葉が出てくるので、混乱しそうですね。

最終的な5段階の警戒レベルは「市町村」が発表します。
警戒レベル相当とは、国や都道府県が出す警報が、だいたい警戒レベルで表すとこのくらい危険だよーという目安になってます。

国や都道府県がレベル3に相当する「大雨洪水警報」や「氾濫警戒情報」を出したからと言って、市町村がレベル3の避難情報を出すとは限らないということです。
市町村はその地区の特徴や地形なども考慮して、細かな地区ごとに判断するため、必ずしも一致しません。

しかし、自分の住んでいる地域がどんな状態なのかは知っておく必要があります。
国や都道府県からレベル3相当の警報が出ていたら、いつでも避難できるように準備をしておくと良いでしょう。
また、レベル4相当の危険情報が出ていたら、市町村の指示がなくても避難を開始しても良いと思います。

ここまで細かく頭に入れる必要はないと思いますが、細かく見るとこんな感じです。

避難情報はどこで見れるの?

大事な情報、どこで手に入るのでしょうか。

避難情報はテレビなどで繰り返し放送されます。
また、携帯の天気予報アプリでも配信されているようです。
yahooのアプリなどは、ロック画面にポップアップで避難情報が出ます。

いざという時に情報不足にならないよう、普段から情報を仕入れる環境を整えておきましょう。

過去の大雨特別警報

大雨特別警報の過去の履歴です。
1年に1~2回ほど発令されているようです。

<2013年9月16日>
京都府・滋賀県・福井県に大雨特別警報が発令

<2014年7月7日~9日>
平成26年 台風8号
沖縄県に暴風・波浪・高潮・大雨特別警報が発令

<2014年8月9日>
平成26年 台風11号
三重県に大雨特別警報が発令

<2014年9月11日>
北海道の石狩・空知・胆振・後志に大雨特別警報が発令

<2015年9月10日~11日>
平成27年9月関東・東北豪雨
栃木県・茨城県・宮城県に大雨特別警報が発令

<2016年10月3日>
平成28年 台風18号
沖縄県に暴風・波浪・高潮・大雨警報が発令

<2017年7月5日~6日>
平成29年7月九州北部豪雨
島根県・福岡県・大分県に大雨特別警報が発令

<2018年7月6日~8日>
平成30年7月豪雨
福岡県・佐賀県・長崎県・広島県・岡山県・鳥取県・京都府・兵庫県・岐阜県・高知県・愛媛県に大雨特別警報が発令

<2019年7月20日>
長崎県五島・対馬大雨特別警報が発令

<2019年8月28日>
長崎県・佐賀県・福岡県に大雨特別警報が発令

まとめ


いかがでしょうか。
レベル5の大雨特別警報は50年に一度あるかないかの災害に当たるようです。
発令されない事が一番ですが、レベル5が発表された時にうっかりまだ家にいたなんてことがないよう、しっかりと対策をしておきましょう。

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